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 西郷どん湯 せごどんゆ 

 文政8(1825)年、新村新三・龍宝権右衛門の2名が湯守として居住、一般入浴に供した。屋根は瓦ぶきだが四方板壁、浴場は幅4.5尺の石畳を湯壺のまわりに敷き、石段3段を下りて湯壺にはいると土間そのままで、底の張石さえなかった。近くに、西郷どんがよく草鞋を編んでいたと伝わる崖下がある。「湯の吐き出し口に入られた」「桜島を持っとるが」等の逸話が残っている。

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